フリーで仕事する不安を払拭する新スキル


フリーエンジニアは、技術力さえあれば仕事が続けられる一方で、仕事に必要なスキルの水準を維持できるかが、不安としてある。時代の変化と共に陳腐化する技術があり、仕事で次第に通用しなくなる。常に技術開発の現場で仕事を続けていくためには、必要とされる新スキルを獲得していく事も必要である。医療機器開発の現場でも、同様の不安を抱えるエンジニアたちは多い。

例えば、医療機器の開発で導入されつつあるのは、デジタル技術である。情報通信技術は、これまでに不可能だったことを可能にする可能性を秘めている。コンピューターを導入する医療機関が増え、カルテなども電子化が進んでいる。医療現場では、医療活動の効率改善や医療過誤の防止のために、デジタル技術が役立っている。医療機器開発の仕事が今後も続けられるかについて、その不安を払拭するためには、情報通信技術の修得が鍵となる。

医療機器の開発のために、情報処理ができるコンピューターを内蔵したり、あるいはパソコンやサーバーなどの情報機器と連携が取れる開発のスキルを身につけることで、むしろ従来よりも大きな開発ビジネスに関わることができる。フリーエンジニアとして不安定な立場にいる以上は、将来に対して不安を感じる要素は少なからずある。しかしその不安を解消していくことが、収入を増やしビジネスを拡大していく原動力にもなる。医療機器開発のフリーエンジニアにとっては、情報通信技術が手掛かりになる。